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のしろ銀河フェスティバル2015

さる8月1日(土)。

「のしろ銀河フェスティバル2015」へ

行ってきました。

 

開催地である、秋田県能代市には、

JAXAの研究施設のひとつ、

能代ロケット実験場があるんです。

 

以前から『行ってみたいなぁ』と、

思っておりましたので、

どわいっ嫌いな飛行機に乗って、

行ってきましたよ。

 

さてさて、会場へは、

まず、秋田空港からバスで40分ほどかけて秋田駅へ。

そこから、会場最寄のJR能代駅までは、

JR快速リゾートしらかみで1時間ほど。

秋田駅でみかけた謎のゆるキャラ「リズム」さん。愛想をふりまくでもなくのんびりしていらっしゃいました。何のゆるキャラなのかネット検索してもわかりません! でも、ツーショット記念撮影をお願いしたら、やさしく応じてくれましたよ。

 

近ごろ人気の五能線へと続く車窓からは、

日本最大級の広大な干拓地、

八郎潟の、のどかな田園風景が続きます。

延々と・・・。

田園風景をながめながら、名物駅弁「鶏めし」をいただくのもオツです。

能代駅です。のどかー。

能代はバスケットの街なんですね。

見事シュートが決まると景品がいただけるという、能代駅構内の催し。ダンクシュートとかはありなんでしょうか?私はできませんけれども。

おぉぉー。駅構内にも「宇宙のまち」アピールが。

JAXAの施設がある街って、

もっと大きな街を想像していましたが、

とても静かな街でした。

 

メインの会場は3カ所。

「能代子ども館」、

「能代エナジアムパーク」、

「能代ロケット実験場」を

無料巡回バスでまわります。

 

無料巡回バスは、約40分間隔で出ています。

『座れなかったらどうしよう』という心配は杞憂におわりました。

 

バスは、海沿いの防風林のなか、

そびえ立つ風力発電の風車の下を

縫うように、の~んびり走ります。

 

 

これが、能代ロケット実験場。

広い! 広すぎる!

暑いのに、歩くの大変ー。

歩き回りませんでしたけども。

(すぐに不平不満が口に出るタイプ)

 

燃焼実験のようすが、

パネルで紹介されてました。

パネルで煙を吹き出している建屋が、

真空燃焼試験棟。

写真右に写っている建物が、上の写真で煙を吹き出している真空燃焼試験棟。かなりおおきいです。あたりまえか。

 

職員の方にお聞きしたところ、

ロケットの打ち上げ中継では、

轟音とともに、あっという間に、

空のかなたに消えてしまいますが、

約2分間、エンジンが燃焼し続けている様子は、

すごい迫力だそうです。

うーーん。見てみたい。

 

巨大な建屋のなかで、

実験時の映像を見せて頂きましたが、

こわいくらいでしたよ。

「エンジンが飛んで行ってしまいませんか?」

という私のアホな質問にも、

「がっちりホールドしてしまうと、

エンジンの力が測定できないですが、

飛び去ることはないですよ」

と、笑顔で解説してくださる職員さん。

(理工書の編集者として、

もうちょっと気の利いた質問ができないものか・恥)

 

同じ会場では、

フィルムケースと入浴剤でつくる

ロケット工作教室もありました。

 

親子連れで、のーんびりした雰囲気。

はしゃぐ子どもたちにこっそり混ざって、

誰かのおとうさんのふりをして参加しました。

(やりかたが、いつもこそく)。

名前なんだっけー。握手してもらっといてなんだけど。

人工衛星からの信号を

手作りアンテナで受信する体験も

直ぐ間近でみることができました。

 

ただ、心残りは、

スタンプラリーでJAXAオリジナルグッズを

ゲットし損ねたこと。

うかつでしたー。

(いつも物欲を満たそうとするバブル世代)

 

 

エネルギー館では、

宇宙服展示とともに、

ブルースーツの試着体験ができるそうですよ。

配られていたプログラム

 

物販もありました。

JAXAイベントではお馴染みのグッズに並んで、

漬物やさつま揚げが並んでいるのは、

JAXAの施設がある4市2町で、

「銀河連邦」というのを組織していて、

その地方の特産品も売っているからなんですね。

それにしても・・・、

「銀河連邦」ってネーミングセンスに、

かすかに漂うオタク臭。

「ボラー連邦」でも「ガミラス帝国」でもなく、

「銀河連邦」なのねー。

 

ロケット発射の音響を体験できるという、

5分程度の映像を

見ることもできました。

射場では、ロケットから半径3kmは立入禁止区域なんだそうです。会場ではその3km地点での音響を体験できました。お腹に響く音でした。

 

会場は、どこも、あのー・・・。

なんといいますか、そのー・・・。

とっても見やすかったです。

混んでませんでしたので(苦笑)

 

で、バスに乗って、

モデルロケット1000本同時打上げ会場、

下浜埠頭へ。

 

埠頭にはパイプいすがズラズラーっと並べられ、

パブリックビューイングもありました。

射場は埠頭の観覧席から川を挟んだ向かい側。

モデルロケットは、

高さ30cmくらいでしょうか。

モデルロケットは色とりどりに着色されていました。

カウントダウンは30秒前から。

ロケットは、100mくらいまで上がるそうですが、

当日はあいにくの曇天で、

どこまで上がったものやら、

すぐに見失ってしまいました。

 

でも、

埠頭のアスファルトの照り返しや、

蒸し暑さを一瞬にして吹き飛ばす、

爽快なイベントでした。

そのときの動画は、こちらからどうぞ。

 

モデルロケット1000機 同時打ち上げ

 

帰りは新幹線。

あぁ~。地面に足がついている安心感。

ラブ車輪。

 

「のしろ銀河フェスティバル」は、

東北に一泊でのんびり出かけて、

ぶらりと寄ってみるのも、楽しいかも。

 

欲を言えば、

もうすこし、イベントの内容が、

増えるといいなぁ。

能代駅から都内 上野駅までは、特急と新幹線を乗り継いで約5時間ほどです。

 

  
 
   
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