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銀河の渦の謎?

天文宇宙検定の2級テキストの中身紹介、第4弾です。

6章「銀河系は何からできているか?」を御紹介。
「銀河系は星でできてる!」と思った方。
私とよいお友達になれそうな気がしますー。

銀河系の中心にはどうやらブラックホールがあるらしい。
「あぁ、そうだった、そんな話きいたことある」って方も多いでしょう。
くわえて、星と星の間もただの真空ではないんですね。
ガスや塵が温度や密度を違えて存在してるんだそうです。
6章では、このような銀河系の構成についてお勉強します。

さらに。
「どうして銀河系の渦は、あんなにふわぁっと巻いているのか」
不思議に思ったことありませんか?

3級テキストによると、
私たちの住む太陽系は、銀河系の中心から約2.8万光年の距離にあって、
220km/秒で回転しており、約2億4000年で銀河系を1周する公転周期である。
さらに、2級テキストによると、
銀河系は、誕生から130億年以上たっている。

『おかしいじゃん・・・』
鳴門の渦潮みたいに、もっとキリキリキリっと、
きつい渦巻きになってなってないのはなんで?

どうやら不思議に思っていたのは、私だけではないようで、
この問題は天文学の世界では「巻き込みの困難」というのだそうです

さらに、銀河系を詳しく見ると、その中心と比べて、周縁部では、
回転速度が遅くなっていないらしいのです。
渦潮みたいな銀河系を想像していると、なんだか不思議ですよね。

この回転速度の謎の正体、
光や電波では見えないが重力を及ぼす謎の物質、
「ダークマター」が、中心から離れた部分の天体に影響して、
周縁部でも天体が早く回転することを可能にしている・・・・・・らしいのです。

でも、そもそもダークマターが何なのか、誰にもわからない。
謎まみれ銀河系。

夏は天の川(銀河)が明るく見える季節。
私も今年のお盆には、田舎でうすーいもやのような銀河を見てきました。
最初は雲かと思いましたが、結構見えるものなんですね。
皆さまも、郊外に行かれる機会があったら是非、夜空を見上げてみてください。

  
 
   
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