検定の趣旨・推薦文
科学は本来楽しいものです。楽しさは、意外性、物語性、関係性、歴史性、予言力、洞察力、発展性などが、具体的なものを通じて語られる必要があります。そして何よりも、それを伝える人が楽しまなければなりません。人と人が接し合って伝え合うことの大切さを見直してみる必要があるでしょう。
宇宙とか天文は、科学をけん引していく重要な分野です。天文宇宙検定は、単に知識の有無を検定するのではなく、「楽しく」、「広がりを持つ」、「考えることを通じて何らかの行動を起こすきっかけをつくる」検定でありたいと願っています。
個人の楽しみだけに閉じず、多くの市民に広がり、生きた科学に生身で接する検定を目指しておりますので、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
総合研究大学院大学名誉教授
池内 了
主催
- (一社)天文宇宙教育振興協会
協力
- 天文宇宙検定委員会
- 株式会社 恒星社厚生閣
監修委員
・池内 了 (総合研究大学院大学名誉教授)
・黒田 武彦 (元兵庫県立大学教授・元西はりま天文台公園園長)
・佐藤 勝彦 (東京大学名誉教授・明星大学客員教授・日本学士院会員)
・沢 武文 (愛知教育大学名誉教授)
・柴田 一成 (京都大学名誉教授・同志社大学客員教授)
・土井 隆雄 (宇宙飛行士・京都大学特定教授)
・福江 純 (大阪教育大学名誉教授)
・吉川 真 (宇宙航空研究開発機構准教授・はやぶさ2ミッションマネージャ)