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『天文宇宙検定 公式テキスト 2級《銀河博士》』が、
本日、出来上がりました。
お待たせいたしまして申し訳ございません。
書店発売は、9月10日前後になる予定です。
御予約はこちらから。
お急ぎの方は、恒星社厚生閣ホームページから御注文いただければ、
営業時間内(土日を除く平日9時~16時まで)の御注文は、
即日、発送いたします。
(ただし、その場合、送料420円がかかります)
では!
内容を少し御紹介します。

1章では、宇宙の不思議さ、広大さについて学びます。
宇宙には、いったいいくつの文明が存在するのか?
本書では、その数を見積もることができる単純な計算式、
「ドレークの式」を紹介し、実際に宇宙文明の数を求めます。
さて、多いと感じるか、少ないと感じるか。
私は、『あら、意外に多い』って感じましたよ。
それなら、どうして宇宙人は現れないのか?
そんな素朴な疑問についての天文学者の学説も紹介してます。
荒唐無稽で笑っちゃいますけど、
それを大真面目に発表できるところが、天文学の面白さですね。
【章末問題】
本書に掲載されている検定2級の予想問題も紹介しますね。
1.源平水島合戦で源氏が日食予報を知らなかった理由は?
- ①鎌倉幕府を開いた源氏は武断政治を目指していたので学問には疎かった
- ②源氏は坂東武士であったから西国の日食情報は知らなかった
- ③平家は貴族化して朝政に深く関わっていたので暦の情報を入手できたが、源
氏にはつてがなかった
- ④源氏は緒戦の勝利に酔いしれていたため
(8章:天文学の歴史 より)
2.生命が発生したのは地球誕生後、何億年ごろか。
- ① 1 億年以内
- ② 8 億年後ぐらい
- ③ 19 億年後ぐらい
- ④ 25 億年後ぐらい
(9章:宇宙における生命 より)
3.星の周りの居住可能領域とはどんな領域か。
- ①惑星上の平均気温が摂氏10 〜40 度に納まる範囲
- ②惑星上で液体の水が存在できる範囲
- ③惑星が形成される領域
- ④酸素大気をもつ惑星がある領域
(1章:宇宙七不思議 より)
【目次】
1章 宇宙七不思議
1 宇宙のはじまりの前はどうなっていた?
- 2 ブラックホールに落ちるとどうなるか?
- 3 宇宙人は何種族ぐらいいそうか?
-
- 2章 太陽は燃える火の玉か?
- 1 太陽は6000K!
- 2 太陽を彩る紅い炎
- 3 太陽を取り巻く超高温のコロナ
- 4 太陽の活動と人類の活動
-
- 3章 まだ謎だらけ(!)の太陽系
- 1 惑星が惑う星と呼ばれるわけ
- 2 ケプラーの法則の真の意味
- 3 太陽系の最果てには何がある
- 4 太陽系の作り方
-
- 4章 十人十色の星たち
- 1 1等星と2等星の違いは
- 2 星の鮮やかさのひみつ
- 3 星の色を細かく見ると
- 4 色々な星を分類すると
-
- 5章 星々の一生
- 1 生まれたての星、大人の星、老いた星
- 2 星の一生はどうなっているか
- 3 HR 図上の星の進化
- 4 星は死して何を残す
-
- 6章 銀河系は何からできているのか?
- 1 星間空間には何がある?
- 2 惑星状星雲と超新星残骸はどこが違う
- 3 散開星団と球状星団はどこが違う
- 4 銀河の回転が意味するダークマター
-
- 7章 銀河の世界
- 1 銀河の形態
- 2 銀河群と銀河団
- 3 宇宙の膨張
- 4 宇宙の進化
-
- 8章 天文学の歴史
- 1 天文学と物理学の競演
- 2 天文学博士と考古天文学
- 3 日本の改暦
-
- 9章 宇宙における生命
- 1 地球は1つ?第二の地球はどこに?
- 2 生物の設計図
- 3 生命はどこからきたのか
天文宇宙検定の合格証明書は松本零士先生デザイン。
1級、2級、3級で、それぞれ違うデザインです。
本日、その原稿をいただきに、御自宅までお伺いしました。
『宇宙戦艦ヤマト』『キャプテンハ―ロック』『銀河鉄道999』『1000年女王』……。
松本作品で育った私は、何度お会いしても緊張してしまって、
「あうあう」と言葉がうまく出てきません(泣)。
もう、いい年したオッサンなんですけども、私。
乙女のようになってしまうんです(気持ち悪いですね、スミマセン)。
さて、肝心の合格証明書は、
アニメとは違う、松本先生の筆遣いが感じられる仕上がりで、
とても素敵です。
ぜひ検定に挑戦して、手に入れてください。
でも! ゲットしていただくには、
天文宇宙検定委員の先生方が、ネリネリした問題を
越えていただかなくてはなりませぬ。
写真は、松本零士先生のお宅で撮らせていただいた
『宇宙戦艦ヤマト』に登場するスターシャのフィギア。
コスモクリーナーを、取りに来なさいって言った
イスカンダルの女王です
(持って来てくれないんですよねー)。
帰り道、心は懐かしのイスカンダルまでトリップしてしまいました。

今回は2級テキストの目次と章末問題を少し紹介します。
【目次】
- 1章 宇宙七不思議
- 1 宇宙のはじまりの前はどうなっていた?
- 2 ブラックホールに落ちるとどうなるか?
- 3 宇宙人は何種族ぐらいいそうか?
- 2章 太陽は燃える火の玉か?
- 1 太陽は6000K!
- 2 太陽を彩る紅い炎
- 3 太陽を取り巻く超高温のコロナ
- 4 太陽の活動と人類の活動
- 3章 まだ謎だらけ(!)の太陽系
- 1 惑星が惑う星と呼ばれるわけ
- 2 ケプラーの法則の真の意味
- 3 太陽系の最果てには何がある
- 4 太陽系の作り方
- 4章 十人十色の星たち
- 1 1等星と2等星の違いは
- 2 星の鮮やかさのひみつ
- 3 星の色を細かく見ると
- 4 色々な星を分類すると
- 5章 星々の一生
- 1 生まれたての星、大人の星、老いた星
- 2 星の一生はどうなっているか
- 3 HR 図上の星の進化
- 4 星は死して何を残す
- 6章 銀河系は何からできているのか?
- 1 星間空間には何がある?
- 2 惑星状星雲と超新星残骸はどこが違う
- 3 散開星団と球状星団はどこが違う
- 4 銀河の回転が意味するダークマター
- 7章 銀河の世界
- 1 銀河の形態
- 2 銀河群と銀河団
- 3 宇宙の膨張
- 4 宇宙の進化
- 8章 天文学の歴史
- 1 天文学と物理学の競演
- 2 天文学博士と考古天文学
- 3 日本の改暦
- 9章 宇宙における生命
- 1 地球は1つ?第二の地球はどこに?
- 2 生物の設計図
- 3 生命はどこからきたのか
【章末問題】
1.次の天体や領域のうち、太陽から近い順に正しく並んでいるものはどれか?
- ①太陽─太陽圏界面─オールトの雲─ 1992 QB1
- ②太陽─オールトの雲─ 1992 QB1 ─太陽圏界面
- ③太陽─ 1992 QB1 ─太陽圏界面─オールトの雲
- ④太陽─太陽圏界面─ 1992QB1 ─オールトの雲
(3章:まだ謎だらけ(!)の太陽系 より)
2.恒星の進化段階と恒星のエネルギー源の組み合わせとして正しくないものは、以下のうちのどれか。
- ① 原始星 ガスの収縮による重力エネルギー
- ② 主系列星 水素がヘリウムに変わる核融合反応
- ③ 赤色巨星 惑星状星雲や超新星爆発を起こす運動エネルギー
- ④ 白色矮星 星の内部に蓄えられている熱エネルギー
(5章:星々の一生 より)
3.以下の中で、自転が卓越している系はどれでしょうか。
- ① 銀河のハロー ② バルジ ③ 銀河円盤 ④ 球状星団
(7章:銀河の世界 より)
【印刷所から借りてきた抜き刷りです】
テキストの中身もご覧ください。
3章冒頭と9章冒頭部分です。

昨日、公開した『思い出★星空MAP』天文宇宙検定プレゼンツ。
みなさまから、続々と思い出を投稿いただいております。
ツアー機能もありますので、
寄せられたコメントや場所をBGMとともに巡るのも、
なかなかオツですよ。
みんな結構、自分だけの星空もってんのね~(笑)。
このロマンチストさん達めっ!
さてさて。
本日、㈱渡辺教具制作所様より、
『思い出★星空MAP』の懸賞商品として、
月球儀を御提供いただきましたよ。

部屋に飾って、ときどき眺めるなんて、
ちょっとアカデミックなかほりがしますね。
さぁさぁ!記念すべき『第1回 天文宇宙検定』は
9月7日が申込締切です。お忘れなく~~~~!!
皆さまの挑戦をお待ちしております!
天文宇宙検定公式テキスト《2級 銀河博士》は、
現在、鋭意制作中です。
8月末日の完成を目指しております。
3級テキストに対して、
みなさまから頂戴した貴重な御意見を参考にしつつ、
検定委員の先生方が、熱い意見交換を繰り返し御執筆をいただきました。
高校地学レベルの水準を維持しつつも、
教科書とはまた違う、独自のものになりそうです。
また、デザイナー・編集者はじめ、関係者全員が、
ただ今、一生懸命頑張っております。
このブログで、テキストの内容なども、
細切れに御報告させていただきますので、
申し訳ありません、もう少しだけお時間をいただきたく、
お願い申し上げます。