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キュリオシティー、火星に着陸しましたね!
総重量が約1トンのものを、火星に着地させられるなんて!
オバマ大統領は、30年代半ばまでに、
火星軌道に宇宙飛行士を到達させる探査計画を掲げているそうです。
そういえば、
レイ・ブラッドベリのSFの名著、
『火星年代記』は、2030年1月からはじまる物語でしたよね。
偶然?
16篇の短編とそれらをつなぐ書き下ろし短編で構成された
オムニバス作品として発表された本作品には、
天文学者の先生方にもファンがいらっしゃいます。
1950年発刊の作品なのに……。
先日、
天文宇宙検定委員の先生方にご協力いただいて、
宇宙について書かれたお薦め本をまとめて、
「私の愛した宇宙の本」という企画ページをつくりました。
選から漏れたものの『火星年代記』を
強く推された先生がいらっしゃったんですよ。
この本を読んで、
『いつか宇宙に……』という夢を強く抱かれたそうです。
おっかしぃなぁ。
私も、思春期に、同じ本を読んでるんだけどなぁ。
なんで、出版社に勤めてるんだろう?????(笑)
東京は、朝の通勤電車がすいてます。
みんな東京を脱出して、夏をエンジョイしてるのね。
さて、この週末、8月3日(金)17時から、
8月5日(日)朝9時まで、
八ヶ岳山麓にある、
長野県原村では、毎年恒例の
「サマーホリデーin原村星まつり」が開催されます。
光学メーカー、天文グッズ販売店などがブースを構え、
天文愛好家が天体望遠鏡をかついで集い、
昼夜にわたりイベントを繰り広げるおまつりです。
さきほど届いた現地の写真。
小社も、出来たばかりの4級テキストのお披露目に
ブースを出しております。
高原は、空気も綺麗で、すずしくて、快適。
おまけに、観望会にはもってこいの、良いお天気だそうです。
(わたしが行きたかったのに……)
お時間のあるかた、ぜひ、お立ち寄りください。
本日は、満月。
「ブルームーン」です。
だいたい2~4年に1回くらいのわりあいで、
1か月の間に2回、満月がめぐってくる月があります。
その満月を「ブルームーン」と呼ぶらしいです。
西欧では、「めったにない珍しいこと」という意味で用いる言葉でもあるそうです。
ただ……。
「ブルームーン」に、明確な定義はないそうで、
そもそも、「ブルームーン」って、天文学の用語ではないそうです。
……し、し、知らなかった(おいおい)。
でも、ことばの響きがなんだか素敵ですね。
カクテルやバラにも「ブルームーン」という名をもつものがありますが、
どちらも、その色の美しさが印象的ですよ。
さてさて。
「ブルームーン」については、見ると吉兆、良いことがあるとか、
好きな人と一緒に見ると、親密な間柄になれるとか、
その「おまじない」の類は数知れず。
そういえば、天文宇宙検定アカウントから発信したツイッターで、
いちばん、リツイートが多かったのは、
「満月に財布を空にしてふるとお金がたまる」っていうツイートだったなぁ。
みんな、おまじない好きなのね。
本日、東京では、月出18:32、月の入り4:41です。
次回のブルームーンは、2015年7月。
今宵、月を見上げてみませんか?
みなさんに、良いことがありますように。
本日、
『天文宇宙検定4級公式テキスト 星博士ジュニア』の
見本が届きました!!
書店での発売は、8月10日(金)以降になります。
ではでは、
テキストに掲載されている4級問題を紹介しましょう。
力試ししてみてください。
《問題》:
春の大曲線という星座をさがす目印は、北斗七星からアルクトゥルスを結び、
さらになんという名前の1等星を通るか?
①デネボラ ②レグルス ③スピカ ④コルヒドラ
正解:③スピカ
解説:春の大曲線は春の星座さがしの目印だ。
北斗七星のひしゃくの柄に沿って、うしかい座のアルクトゥルス(0等星、日本では麦星とも呼ばれてきた)を結び、
さらにおとめ座のスピカ(1等星、真珠星)を通る曲線のことだ。
では、もういっこ。
《問題》:
星座早見ばんにのっていない天体はつぎのうちどれ?
①1等星 ②惑星 ③北斗七星 ④オリオン座
正解:②惑星
星座早見ばんは、毎年使えるよう、星座の間を常に動いていってしまう月や惑星など
太陽系内の天体はえがかれていない。月や惑星の位置は天体暦や天文雑誌、
インターネットなどで確認してから観察しよう。
いかがでしたか?
子どもたちは夏休みまっただ中。
ヒートアイランド東京の、ど真ん中、四ツ谷でも、
プール帰りの真っ黒に日焼けした小学生とすれ違います。
運動は大切。
でも、脳にも知識という名の栄養をあげなくちゃ。
ということで、お知らせ。
東京駅にほど近い、八重洲ブックセンターさんでは、
8月に、「連続宇宙講座」と題した無料の講演会を開催されます。
8月11日(土)14時からは、
『天文宇宙検定公式テキスト4級』刊行記念として、
「星に願いを! 太陽系の小さな仲間たち」開催が決定。
都会ではなかなか見られない、流星群の映像上映と、
太陽系の天体についてお話いただく予定です。
鈴木先生のご専門分野は太陽系天文学。
1990年にオースチン彗星の観測で、分子ジェット構造を発見。
1994年のシューメーカー・レヴィ第9彗星の木星衝突では、
可視光観測のプロジェクトリーダーを務められました。
現在は、中学高等学校の教科書執筆、NHK講座の講師などでご活躍です。
なお、講演後は天文宇宙検定オリジナル図書カードをかけた
天文宇宙クイズ大会を開催予定。
ふるってご参加ください。
- 日 時:2012年8月11日(土) 14:00~(開場13:30)
- 会 場:八重洲ブックセンター 本店8階 ギャラリー
- 参加費:無料
- 募集人員:80名(お申し込み先着順)
- 申込方法:申込書に必要事項を明記の上、1Fサービスカウンターにお持ちください。
- 申込書は同カウンターに用意しております。
- 電話 03-3281-8201 にても承ります。
★★★そのほかの「連続宇宙講座」講演予定★★★
★8月16日(木) 14:00から
的川泰宣先生講演会「的川★博士 夏の銀河教室」
★8月25日(土) 16:00~
川口淳一郞先生講演会「閃く脳」の作り方 トークショー&サイン会」