『2級公式テキスト』出来!!
2011.8.31
『天文宇宙検定 公式テキスト 2級《銀河博士》』が、
本日、出来上がりました。
お待たせいたしまして申し訳ございません。
書店発売は、9月10日前後になる予定です。
御予約はこちらから。
お急ぎの方は、恒星社厚生閣ホームページから御注文いただければ、
営業時間内(土日を除く平日9時~16時まで)の御注文は、
即日、発送いたします。
(ただし、その場合、送料420円がかかります)
では!
内容を少し御紹介します。
1章では、宇宙の不思議さ、広大さについて学びます。
宇宙には、いったいいくつの文明が存在するのか?
本書では、その数を見積もることができる単純な計算式、
「ドレークの式」を紹介し、実際に宇宙文明の数を求めます。
さて、多いと感じるか、少ないと感じるか。
私は、『あら、意外に多い』って感じましたよ。
それなら、どうして宇宙人は現れないのか?
そんな素朴な疑問についての天文学者の学説も紹介してます。
荒唐無稽で笑っちゃいますけど、
それを大真面目に発表できるところが、天文学の面白さですね。
【章末問題】
本書に掲載されている検定2級の予想問題も紹介しますね。
1.源平水島合戦で源氏が日食予報を知らなかった理由は?
- ①鎌倉幕府を開いた源氏は武断政治を目指していたので学問には疎かった
- ②源氏は坂東武士であったから西国の日食情報は知らなかった
- ③平家は貴族化して朝政に深く関わっていたので暦の情報を入手できたが、源
氏にはつてがなかった - ④源氏は緒戦の勝利に酔いしれていたため
(8章:天文学の歴史 より)
2.生命が発生したのは地球誕生後、何億年ごろか。
- ① 1 億年以内
- ② 8 億年後ぐらい
- ③ 19 億年後ぐらい
- ④ 25 億年後ぐらい
(9章:宇宙における生命 より)
3.星の周りの居住可能領域とはどんな領域か。
- ①惑星上の平均気温が摂氏10 〜40 度に納まる範囲
- ②惑星上で液体の水が存在できる範囲
- ③惑星が形成される領域
- ④酸素大気をもつ惑星がある領域
(1章:宇宙七不思議 より)
【目次】
1章 宇宙七不思議
1 宇宙のはじまりの前はどうなっていた?
1 宇宙のはじまりの前はどうなっていた?
- 2 ブラックホールに落ちるとどうなるか?
- 3 宇宙人は何種族ぐらいいそうか?
- 2章 太陽は燃える火の玉か?
- 1 太陽は6000K!
- 2 太陽を彩る紅い炎
- 3 太陽を取り巻く超高温のコロナ
- 4 太陽の活動と人類の活動
- 3章 まだ謎だらけ(!)の太陽系
- 1 惑星が惑う星と呼ばれるわけ
- 2 ケプラーの法則の真の意味
- 3 太陽系の最果てには何がある
- 4 太陽系の作り方
- 4章 十人十色の星たち
- 1 1等星と2等星の違いは
- 2 星の鮮やかさのひみつ
- 3 星の色を細かく見ると
- 4 色々な星を分類すると
- 5章 星々の一生
- 1 生まれたての星、大人の星、老いた星
- 2 星の一生はどうなっているか
- 3 HR 図上の星の進化
- 4 星は死して何を残す
- 6章 銀河系は何からできているのか?
- 1 星間空間には何がある?
- 2 惑星状星雲と超新星残骸はどこが違う
- 3 散開星団と球状星団はどこが違う
- 4 銀河の回転が意味するダークマター
- 7章 銀河の世界
- 1 銀河の形態
- 2 銀河群と銀河団
- 3 宇宙の膨張
- 4 宇宙の進化
- 8章 天文学の歴史
- 1 天文学と物理学の競演
- 2 天文学博士と考古天文学
- 3 日本の改暦
- 9章 宇宙における生命
- 1 地球は1つ?第二の地球はどこに?
- 2 生物の設計図
- 3 生命はどこからきたのか
カテゴリー : その他